Posted by on 6月 30, 2009 in off

先日よく晴れた週末に府中市美術館のディーターラムスの展示
純粋なる形象を見に行ってきました。
この美術館は府中の森公園の敷地内にあり、緑に囲まれていてとても気持ちのよい美術館です。美術館のまわりでは近隣に住む子供たちが水遊びをしていたり、芝生のところでピクニックをしている人がいたり、敷地内にあるテニスコートからはパコンパコン、リズミカルな音が。。
公園のそばに住むのっていいな、とつくづく感じたのでした。


ディーターラムスはドイツデザインの巨匠で、あのヒゲ剃りや時計で有名なBRAUN社にて長年以上にわたり、デザイン・監修をしていた人です。「Less but Better—より良いデザインとは、より少ないデザインである」というデザイン哲学に基づきシンプルで美しいデザインを世に送り出しています。
今回の展示では、彼のスケッチ、プロトタイプ、モックアップなど数多く展示され、アップル社の製品がラムスのデザインに影響をかなり受けているという事から、所々にアップル製品も混じっているという少しユーモアのある!?展示でした。
彼のデザイン、哲学にはもちろん感銘はうけますが、個人的に興味深かったのは彼のスケッチでした。ゆるい線で描かれているような気がするのですが、無駄な線はなくそのラインがそのまま製品化されているという、なんともいえないデザイン画。とても印象に残りました。
まだしばらく(7/20まで)展示されているので、天気の良い日にでも足を伸ばしてみては??


*ヒラ*

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