「 stri-ep house flat 葉山エコーハイツ 」 完成 & ON SALE!!

Posted by on 7月 13, 2021 in job, news, stri-ep

フルリノベーションプロジェクト 「 stri-ep house flat 葉山エコーハイツ 」 完成 & ON SALE!!

葉山ビンテージの代名詞的マンション「 葉山エコーハイツ 」で新たなフルリノベーションプロジェクトが完成しました。このマンションでの弊社の取り組みもこれで5件目。今回は4階のお部屋のフルリノベーションです。4階ということもあり部屋からの眺望は抜群。葉山の家並みと緑いっぱいの山々が遠望でき爽快な景色が広がっていて、空の広がりを実感できる部屋位置です。葉山御用邸や一色海岸までもフラットで歩いて10分程。なかなか素晴らしい環境です。
さて、今回のリノベーションでは、使用する内装素材に新たな試みも取り入れています。例えば、キッチンと廊下を仕切る間仕切り。スチール製のカーテンの様に見える間仕切り。ここに使用したマテリアルは「有孔折板」と呼ばれる穴開けして折り曲げた板。無数に開いている穴を使って好きな場所に棚やフックを付けたり、スチール製なのでメモ書きなどをマグネットでくっつけておくことができるのも楽しいところ。この製品は元々、防風防雪フェンスとして開発された工業製品で、建築においても建材として建物のファサードなどに使用されたりしているのを見かけます。今回のこの使い方、空間を完全に仕切りらず曖昧に繋げておきたい時、また、空間の拡がり感を保ち向こう側の空気も感じつつ緩やかに仕切りたい時、こっち側と向こう側、二つの空間の面白い関係性が新鮮で視覚的にも聴覚的にも楽しいんです。格子、障子、窓、ガラリ、ルーバーなどなど、空間を仕切る方法として様々な形がありますが、こんな選択肢もありですよね。こうして、建物の持つ佇まいや空気感を尊重しながらも、少し新しいものを掛け合わせ、また新たな “ 新しい懐かしさ “ が生まれていくことがリノベーションの面白いところです。

所在地:神奈川県三浦郡葉山町一色1750-1 4階
専有面積:78.92㎡(壁芯) 他バルコニー5.16㎡
間取:2LDK
築年:1974年9月築
フルリノベーション:2021年6月
販売価格:SOLD OUT

photo by 東涌写真事務所 TOUWAKU Architectural Phorography