去年秋、弊社デザインの花屋さん「La coloriste」(ラ・コロリスト)が
池袋エソラにOPENしておりました。
そして先週、お店のど真ん中に、今にも外にはみ出して
しまいそうな大きさの花車を入れました。
改めて見てみるとかなりの存在感。
写真ではかわいらしく写ってますがホントに大きい。
花売りが花を売りにお店の中までやってきた、感覚です。
デザインの計画段階では、
「花車が邪魔して、奥の壁の花が見えなくなるのでは?」とか
「決して大きいとはいえないお店が更に狭くなる。」などなど
マイナスポイントが一瞬浮上しましたが、いざ投入してみると
この花車1台でお店の雰囲気全体が前より賑やかになり、
花の商材もわんさかあるせいでお店の狭さも気にならない。
お客さんも花車の裏側まで花を求めて回り込む。
「あえて見せない」ことで、その分期待感が増して覗きに入りたくなる、わけですが
諸刃の剣的なこの手法を使うときは、より慎重に様々なケースを検証し、
十分に裏を取る必要があって、投入するまでは思考がかなりナーバスになります。
で、今回はというと、成功と言えるでしょう。
ちなみに、この花車マークのデザインはkitagawa design officeの北川 正さん。↑
La coloristeのブランドロゴデザインを初め、ショッパー、ギフトBOXなどのデザインに
至るまで、アートディレクションレベルでこのブランドに関わっていらっしゃいます。
北川さんのブログ、楽しいですよ。覗いてみて下さい。
ANDO