Posted by on 5月 9, 2015 in stri-ep

築30〜50年の木造戸建てをリノベーション対象としたstri-ep houseの課題である「耐震補強工事」
stri-ep house下山口にて施工完了しました。


写真のような耐震壁を11箇所新たに設けていきます。基礎にはホールダウンにて固定します。
築40年の木造住宅の耐震診断では全体で0.29・・・日本語にすると「倒壊する可能性が高い」です。この数値(倒壊する・・・)はこの時代に建てられた戸建てにほぼ共通する事です。この数値を現行の耐震基準である1.0にするために診断し構造補強していくわけです。ちなみに1.0は日本語にすると「一応倒壊しない」となります。結構費用もかかりますが必要なファクターでもあり、安心して住んでもらいたいと同時に住宅ローン控除を受けるための重要な要件なので必須事項と考えます。購入いただいた方が受ける控除の金額は数百万円にもなる可能性がありこのような国の税制をうまく活用したいと常に考えています。
最近の法改正では、売主が耐震補強工事を完了していなくても購入者が施工することで税制のメリットを享受できるようになってきています。
時代は新築から中古リノベーションへと大きく舵をきりました。
ご自身で戸建て購入〜リノベーション計画と楽しみもありますが、リノベーション済み戸建ての購入という選択肢も是非視野に入れてみてください。
kamo

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