「耐震基準適合証明書」2
「下山口」は約築40年の木造住宅でした。先に言ってしまうと、この木造住宅在来工法での「耐震基準適合証明書」取得はいたって簡単です。工業化プレハブ製品とは違い、建築士の構造計算(実際には計算ソフト)による計算とその証明書で事足ります。弊社としても本物件に於いては十分な安全担保するため「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合」(通称 木耐協)に依頼しました。すると木耐協に加盟している会社の中から木耐協が本物件に対応できる会社を選定し連絡してきます。弊社としては地元の業者さんとの取り組みを重視したい旨伝え、業者さんをこちらで選定したいと申し出ましたが断られました。(なんでかな?笑)結果、町田市に本社を構える「朝日リビング株式会社」さんよりご連絡いただき証明書取得に向け耐震診断〜耐震補強工事と進行することになります。耐震診断の結果、評価点は0.3程度で大きな地震が来れば倒壊する可能性が高いと言われるレベルです。(ちなみにこの時代の木造住宅はほぼこのレベルです)この評価点を1.0まで引き上げるべく耐震補強工事をするわけですが、その工事内容に選択肢はありません。木耐協推奨なのか?「かべつよし」なる構造補強製品のみの仕様となるようで、しかもその価格が高い。耐震診断は無料とし耐震工事への入り口を広くしておき、一旦入ると価格的な査定など存在できなくする構造だと感じました。結果的に「耐震基準適合証明書」は取得できましたが、そのコストとそれまでのプロセスには大いに不満が残りました。すごくクローズな体制で、ビジネスベースで考えた場合今後はこの「木耐協」へ依頼するという選択肢はなくなるでしょう。

kamo
「耐震基準適合証明書」1
stri-ep house では物件ごとに「耐震基準適合証明書」の取得を目指しています。
扱う物件が築30〜40年くらいの物件が中心になりますから現行の耐震基準を満たしていない物件も存在します。ここ数年の震災にたいする安全対策への関心の高さ(建物にたいする不安の解消と言った方がいいですね)の為ともう一つ大きな理由として「住宅ローン減税」の税控除を最大限活用するためです。住宅ローンの借入残高の1%を最大で10年間「所得税」から減税されるわけですからかなり大きな金額になります。適応の条件は購入から居住のタイミングや個人の年収、建物の規模など様々ありますが、まあ普通の方が普通の買い方をするぶんにはほぼ適応されます。問題は対象物件のその建物が建築された日から取得する日までが20年以下(マンションなどの耐火建築物は25年)ということ。これでは中古物件で築20年を超える物件は適応外なので、それらをカバーする適応条件として「地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術基準またはこれに準ずるものに適合する建物」とありその証明として「耐震基準適合証明書」もしくは「住宅性能評価書」などの証明書が必要になります。要するに減税措置を受けるためにはどんな物件でも良いわけではなく耐震性や耐久性に一定の性能が認められるものに限るというわけです。以前はこの証明書を物件の「売主」が取得していなければ「買主」の減税措置は適応されないというなんとも現実味に欠ける制度でしたが、現在では「買主」が物件取得後に耐震診断〜(必要があれば耐震補強をし)適合証明書を取得すれば適応されるようになりましたのでそのような状況下にある方は是非やることをお勧めします。ただし、物件によってはローン減税で控除される金額より耐震補強工事にかかる金額が高くなってしまう場合もありますから見極めが大事ですね。もっとも、金額云々より安心安全が優先される場合もありますからそれぞれのご判断にもよります。

さて、2013年の「秋谷2丁目」は築40年の軽量鉄骨造いわゆる工業化プレハブ住宅でした。メーカーであるセキスイハウスさんへ耐震診断を依頼。耐震補強工事が主な目的でなく、「耐震基準適合証明書」の取得が主な目的である主旨を伝えると大手メーカーさんはまず固まります(笑)
このような問い合わせははまずカスタマーセンターへ電話することになりますが、オペレーターさんはまず内容が理解できない方が多いです。なぜなら築40年の自社製品を耐震補強(耐震診断)なんてしてまで住もうと思う人がいないからです。いわゆる”レアケース”。普通は壊しちゃうんです。まだ住めるのに・・・汚いとか古いとか売れないとかで壊しちゃった方が話が前に進むからです。国の政策も一昨年くらいまでは新築一辺倒でしたから。そんな事情でセキスイハウスさんの各部署をたらい廻しにされながら少しづつ証明書の取得に向け前進します。
ようやく話の主旨を共有いただき、社内資料(なんせ40年前の紙ベースの社内資料です)の検証、現地調査の段取りなどにこぎつけました。セキスイハウスさん、なんと40年前の設計が現行の耐震基準を満たしており、現地での調査(建物の傾きや基礎や構造の状態などを機器や目視で確認)後、建築当時の性能を有すると判断いただき(耐震等級は1です)耐震補強せずに適合証明書を取得できました。このことは想像していなかったので嬉しいことでした。コスト面ももちろんですがstri-ep house の材料となるこの時代の工業化住宅が今の時代にも通用する一つの材料を持っているという証だったからです。磨けば玉とはまさにこのことです。この物件に少し背中を押してもらった気がしました。現在進行中の「秋谷1丁目」は同じく工業化プレハブ住宅ですがメーカーは「ダイワハウス」ですがセキスイハウスでは想像もしなかったことが次々と起こります。私から繰り出される依頼や言葉がのすべてがハウスメーカーにとってはレアケースでこの件に関わる全ての人や物事がぎこちなくまるで欠けた歯車を回すようでした。
少し長くなりましたのでこの話は次回木造住宅「下山口」の後にお話します。
kamo
「made in japan」

stri-ep houseの企画をきっかけに勢いで作った「stri-ep ペンダント」ですが、地味に売れてます(笑)
STORES.jpにてオンライン販売の他
葉山「桜花園」さん
鎌倉「日用美」さん
鎌倉「HOUSE YUIGAHAMA」さん
にて展示&販売させていただいております。黒布撚りコードL500mmとL800mmはSOLD OUTしてしまいました。(L=1200mmは若干数在庫あります)
次回の製作ロットまでしばしお待ち下さい。
入荷次第この場でお知らせいたします。
もちろん「made in japan」
kamo
秋谷アトリエ サイン

ここ秋谷にオフィスを移し随分と経つんですが、今までは特に来客もあるわけではないし特にサインを掲げる必要なんてなかったんです・・・しかしここ数ヶ月でただのデザイン事務所から宅建業者になり不動産物件「stri-ep house」の売主となった今では、数多くの同業者の皆様から物件の問い合わせをいただきながらここ秋谷へ来社していただく事が多くなりました。「わかりずらくてスミマセン・・・」という気持ちもありサインを設置しました。(・・・とはいえ本来 宅建業登録の際には看板必要ですよ)134号から前田橋信号を入った細い細い道沿いの一軒家です。わかりづらいとは思いますがこのサインめざして来社ください。
kamo
満車
都内での打合せや現場へは車を使います。
目的地ではコインパーキングを利用しているのですが、ここ半年くらいなんだか状況が変わってきました。
以前は駐車する事に苦労した事はありませんでしたが今やどこも満車状態。空車を探す為に目的地から段々と離れていき15分くらい歩く事もあります。そのうち「そのパーキングからタクシーで」なんて馬鹿らしい事になるかもしれませんね。満車の原因はほぼ工事車輛(職人さんのハイエースとかね)なんですが、そういえば首都高速の環状線に乗れば一昔前に比べ随分とクレーンも建っていますね。街中の工事現場もちらほら増えてきたという事でしょう。昔のような急な虚像の成長は頂けませんが緩やかな経済の成長は必要だと思います。止まっていたモノが少しづつ動き出したような気がします。そんな勘のようなものが自分の仕事や実際の生活に実感できてくるのはまだまだ先の事でしょうが・・・ポジティヴにいきましょう!
kamo
ついついやっていませんか?
これは福岡市の地下鉄のポスターなんですが
ヘェ〜そうだったんだ!っておもいました。
誰から教わるでもなく、エスカレーターでは急いでいる人の為に
右側(大阪は左ですね)を開けるんだと思ってました。
なので急いでる時は右側を歩いて駆け上がるのが常識かと…
ダメなんですね。マナー違反なんですね。
急いでる時は階段を駆け上がるのでしょうか?
これって福岡市地下鉄だけですか?
もしや全国的にフツーの事で私が知らないだけ?
ですか?
kamo
雑誌掲載
すっかりご無沙汰してますkobaです。
まずまずお天気にも恵まれ、皆様、楽しいGWをお過ごしですか?
今日は雑誌掲載のお知らせです。
CREAさんに、秋谷ハウスを取材していただきました。
以前リフォームをさせていただいたF邸の奥様からのご紹介で
テーマは、「スッキリ暮らす人の収納はどうなっている?」
今まで、設計した物件の撮影はあったものの、自宅は初めて!
しかも普段なら隠しておけば済む、収納の内部まで撮ります…っとの事で、撮影前はてんやわんや。大掃除よりもちゃんとした、久しぶりの掃除のおかげで家もスッキリしちゃいました!
我が家は物も多いし、相当散らかっているので…スッキリしているかは「?」ですが
イタズラ盛りのチビ助のおかげで、いい意味でシンプルに暮らせてはいるのかな〜と思います。
収納方法などがメインの内容ですが、リビングやダイニングは
大きなカットも掲載していただきました。
文藝春秋のUさん、ライターのMさん、カメラマンTさん。
お忙しいなか、遠方までお越しいただきありがとうございました。
今度はのんびり水着持って、またお魚食べにきてくださいね〜!
CREA 6月号、本日発売です!(p26〜p29掲載)

no title
このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。
皆さまの安全と一日も早い復興をお祈り申しあげます。
賀正
あけまして おめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します
vibe design inc.一同
—
新年恒例の、明治神宮へ。
そして、おみくじっ!
an:沈黙
ka:折にふれて
ko:糸
ni:述懐
hi:折にふれて
テーマが難しすぎる…
なにはともあれ、新たな一年がスタートです

秋晴れ
スカッと秋晴れの気持ちいい季節になりました。
vibe designは5年目の秋を迎え、ますます充実。
天高く…馬肥ゆる秋、心身ともにパワーアップです。
このたび。
news letterと名付けた小冊子を発行する事になりました。
これまでお世話になった方々への近況報告と
これからお会いするであろう皆様へのワクワクをこめて。
むずかしい会社案内は苦手です。
お仕事は、ホームページでも見る事ができます。
blogでは、日々の様子に少しずつプライベートも織り交ぜて。
news letterには
普段のvibe designまるごとそのまま!
そんな思いを込めました。
秋晴れのような、真っ青な空とともに…
皆様へお届けできればと思っております。
vibe design inc.

