stri-ep HOUSE その4「葉山芸術祭フライヤー」

Posted by on 3月 31, 2013 in stri-ep

5/3〜5/6の葉山芸術祭参加企画「stri-ep HOUSE 秋谷2丁目」オープンハウスに向け少しずつ準備を始めています。4月の初めに行われる芸術祭のDM(フライヤー)の交換会と交流会の為、フライヤーを作ってみました。交換会で他の参加企画の皆さんの会場へと置いて頂ける事を祈りつつ・・・フライヤーってはじめて作るんですがこの印刷業界にもかなり驚かされました。A5コート紙1000枚で2,300円っ!・・・そんなもんですか?しかもデータはアップロード(当たり前か?)でアップした後はチェック項目が送られてくる。ココとココの文字をアウトライン化してください・・とか、ここの黒はつぶれる可能性があるのでリッチブラックでなくK100%としてください・・とか。
しかも日曜日の夕方だよ!ホントスゴいね。数千円の受注にココまでのフォローアップは頭が下がります。出来上がりはまだだけど、妙に期待しちゃいます。
因にコチラ 「イロドリ

4月中旬ころからサポート店や参加企画の会場などでお目にかかれたら光栄です。
期間中 New & Used 家具とか照明器具とか雑貨を少しだけ売ります。
桜花園」stir-ep HOUSEを盛り上げてくれそうな家具を桜花園さんセレクションにて販売します。
野田琺瑯株式会社」現在、E17ソケット専用のホーローシェードを野田琺瑯さんにて製作中!当日は灯具と合わせ照明器具として販売します。間に合うのかっ??
simply soaps」知人でもある鈴木大輔氏が惚れ込んで日本へ持ち込んだイギリス発100%ナチュラルハンドメイドソープ。とっても気持ちのいい石鹸です。決して安くないけど金額以上の価値はありますよ!・・って事は逆に安いって事かっ!?
kamo

New Project 始動っ!

Posted by on 3月 23, 2013 in job

2009年の夏、関わらせていただいた物件「野田琺瑯ショールーム」
第1回目の打ち合わせは、江東区北砂の野田琺瑯株式会社 本社。
あまりの緊張でお約束の時間の随分と前に到着し、近くのファミレスで随分と時間をつぶしたことを覚えています。
そのずっと昔から、その会社から作り出される琺瑯食器たちのファンであり、日本の食文化に多大な影響を与えたであろう会社のお仕事に携われる事はとてもとても光栄な事で恐縮しながらもとても楽しみなお仕事でした。
はじめてお会いしご挨拶させていただいたその方々は、アットホームで気さくでなんとも心やすまるファミリーでありました。それまでの製品のファンとはまた違う意味で大ファンになった訳であります。ショールームの設計ですから、物販店舗とは違ったアプローチで表現させていただきました。なかには「ないなら作ろう!」と社長に先導いただきオリジナルなプロダクトも誕生しました。
そんな3年半前の当時からvibe印でやりたいなぁ・・・と考えてはいたものの、実現できなかった事。店舗デザインする上でも、住宅リフォームする上でもなんでこんなの無いの??って思ってた事。
じゃあ作って売っちゃおうっ!って事で「stri-ep HOUSE」をきっかけに始めちゃいます!
野田琺瑯さんの多大なご協力に感謝っ!です。
またこれも手探り状態ですが(どんだけ手探りなんだっ!とお叱りを受けそうですが)
多くの人の共感を得られるよう試行錯誤いたします。
葉山芸術祭 「stri-ep HOUSE 秋谷2丁目」オープンハウスにて販売予定です!

kamo

救命講習「救命処置〜心肺蘇生」

Posted by on 3月 15, 2013 in off

先日、Facebookでは投稿した「普通救命講習」ですが
知ってる人が一人でも増える事が救命に繋がると思いましたので
要点だけをまとめました。何かのきっかけになればと思います。
以下 倒れている人を発見した場合の対応です。
1.安全の確保 倒れている人と自分の安全を確保します(2次災害の防止)
2.反応(意識)を確認します(大声で呼びかける、肩をたたくなど)
3.反応がない場合、まず大声で助けを呼び協力者を求めます。
 協力者が来たら、「119番に通報してください」「AEDを持って来てください」と
 具体的に依頼します。大勢の人が集った場合は「そこの青いシャツのひと」
 「そこの眼鏡をかけた女性」など指し示して依頼してください。
 だれかやるだろうではダメなんですね。日本人には必要な事ですね。
4.気道の確保と呼吸の確認をします。10秒ほど胸部の上り下がりを見てください。
5.呼吸が確認できない場合は心肺蘇生に移ります。呼吸をしていない=心臓停止の状態です。

胸骨圧迫
図11の通り肘を曲げず真上から圧迫します。力が横に逃げないようにです。
なので、下もクッションのあるような力が逃げる場所ではNGです。
胸骨圧迫は心臓に刺激を与えている訳ではなく
手動で血液を心臓から全身へ送る為にポンプ機能を果たす訳です。
そう聞けば、動作のイメージもしやすいでしょう。胸部が5cm下がるほど強く1分間に100回の速いテンポで絶え間なく圧迫します。
圧迫と圧迫の間は胸がしっかり戻るまで十分に力を抜きます。胸骨圧迫でのポンプ機能は通常の心臓のポンプ機能の40%ほどらしいです。しかも、10秒休むとそれまでの行為がゼロ状態にリセット(やってなかった事になる)されるので出来るだけ継続して行う事が大切です。現在では胸骨圧迫の後の人工呼吸(マウスツーマウス)はそれほど重要視されていないようです。救助者の状態(出血や嘔吐など)や感染症などの危惧もありますし人工呼吸の間(約5秒程度)は胸骨圧迫が停止する事になるからです。実際の救命率は人工呼吸をした時としなかった時では変わらないようです。
AED(自動体外式除細動器)装着
胸骨圧迫中にAEDが到着した場合は協力者もしくは自身でAED操作(電源ON〜パッドの装着)に移行します。
装着後は全てAEDの指示に従ってください。心電図の解析や心臓にショックを与えるなどの機能があります。
AED操作と心肺蘇生の繰り返しです。
救急車が到着(日本の平均で約8分)するまでここまでの行為を続行してください。
乳幼児の図解も参考までに。
大人の場合もそうですが、そこまで力強くやって大丈夫なの?と思いますが肋骨折れちゃうことを心配するよりはまずは救命との事です。

秋谷へ移住して子供が生まれ、父親としての自覚と同時に不安が生まれました。
毎日、海や山や川の自然に接し生活していますし、同時に車社会の交通事故とも隣り合わせています。
万が一、なにか起こってしまった時に自分は何ができるのか?と考えたとき何も知らない何もできない父親である事がとても不安になったわけです。
何でもできるわけではないですが、最悪の状況でただ呆然とするだけの父親にはなりたくないな・・・と。正直なところ、講習を受けただけでその場で躊躇無く正確に行動できるのか不安ですが「何もしないよりはまし」と思えば手が動くかもしれません。
救命処置<消防庁HP資料>pdfファイル
間違った情報は掲載していないつもりですが、この他にも大事な事が沢山ありますので消防庁発行の資料を一度ご覧いただきたいと思います。
興味のある方は講習を受ける事を是非お勧めします。
kamo

stri-ep HOUSE その3「before〜after」

Posted by on 3月 14, 2013 in stri-ep

stri-ep HOUSE の改修前のプランと改修計画のプランです。
改修前は一般的なフロアプランで、実際にこの時代の中古物件を見に行けばこういう家は多いと感じます。部屋数を優先し細かく分割された構成、食事をする事と寛ぐという事が別として考えられたかのような暗い台所(兼ダイニング)家事という生活の大事な事が置き去りにされた水廻りなど、今の生活を考えるとなかなか厳しいものがありますよね。

ちょうど私が子供の頃に建てられた家なんですが、こんな間取りの友達の家によく放課後あそびに行ったなぁ・・・と思い出します。2階が子供部屋だったりすると親は居るのに顔を見なかったりするんですよね。一言も言葉を交わす事なく部屋にこもっちゃうんです。そんな家で育った私たち世代が良かったとか悪かったとか言うつもりはありませんが、少なくとも現代では家族のコミュニケーションは最も優先される事であり、家(住まい)に求められることが昔とは少々変わってきたように感じます。

「光がさし風がぬける家 なんにもないけどなにかがある家」そんな家で暮らしたいと思っています。
kamo

stri-ep HOUSE その2「前面道路」

Posted by on 3月 10, 2013 in stri-ep

外壁&屋根の補修と塗装に着手
3月にはいり外壁&屋根の補修と塗装がスタートしました。
建物の外周に囲いも建てられなにやら本格的な雰囲気・・・
職人さんも3人入りまずはケレンから下地補修へと。
近隣にはなかなか強烈な臭気が漂っており申し訳なく思っています。
前面道路の本下水工事もスタートしました。
実はこの物件、前面道路に本下水管が入っておらず近隣の家は皆さん浄化槽が埋まっております。
しかしながら、現在横須賀市の本下水計画地域に入っており浄化槽のままでは将来的に新築の申請許可がおりないと言うなんとも住む為の土地の価値としては非常に低い状態の土地でした。
新しい建物建てられない土地なんて買いませんよね。(でも実際は結構そうゆう土地ありますけどね)
しかもいま建ってる建物が築35年だったりするとこの先どうなんだと・・・。
近隣の方も皆さんそうゆう状況なんです。
じゃあ本下水の工事をすればいいじゃない!って事なんですがその先が一難。
前面道路は開発道路(私道)なんですが、この開発道路の所有者である会社がもう既に倒産しており法人としてどこにも存在していないんです。
それで、所有者の許可のとれない道路はほれないんですね。だからやっぱりこの物件は相当価値のない物件だったんだと・・・皆思ってました。前面道路は登記上、その開発会社とどこかの個人の所有になっているんですが、そこを調べて行く権限が誰にもなく一時は裁判所に申し立てをし、許可をもらうなんて気の遠い話にもなっていました。実際、私が裁判所にまつわる作業をするのは相当に気が引けると思ってましたし・・・。
ところが、物件自体の前面道路との境界確定に祭し、土地家屋調査士がその権限により
前面道路の所有者を辿れる事がわかり、土地家屋調査士は我々が知り得ない情報をもとに遠方まで出向き、境界確定の為にその所有者の方(いまは無き法人からその会社の役員(故人)へ、そしてその家族へと移っていました)を探し当て、境界の確定と道路掘削の許可を頂いてきたんです。すごい事だなと思いました。そして・・・その先にもう一難待ち受けておりました。
道路を掘ってインフラの工事をするというのは想像を絶する金額になるんですが一世帯だけでなく2世帯以上集ると自治体からの補助が8割でます。なので住民は2割の負担になりかつ世帯数で按分するので一世帯あたりではそう高額にならずにインフラの整備が出来るんです。
すごいありがたい制度だなと思いますが、本当ならばインフラですから住民の負担はゼロにして欲しいのが本音です。今回は5世帯での按分で、本管の工事負担金が約15万円ほど。その先に個別物件への引き込みで更に約15万円ほどかかります。この本管の工事金額15万円の負担を、いま現在何の不自由もなく住まわれている方々へ対し「将来の為に、今15万円をご負担ください」と了承を頂くことが非常に辛いわけです。この作業は言い出しっぺの本物件の所有者が近隣の方々へお願いして回るんですが
幸いにも皆さんから快い同意を得られ、工事着工に至った訳です。
・・・とここまで さも自分が大変だったかのように書きましたが、実際には前オーナーサイドで全て
解決頂いた訳であります。私は「そこまで状況が整理できれば買います」と言っただけ。本当に頭が下がります。
さてさて・・・本下水の件は一件落着しましたが、まだまだ問題あります!戸建て物件・・・(涙)
kamo