『二十螺旋の家』
週末 ビーチを預けての初のお泊まり企画で昨年竣工した知人のお宅にお邪魔した。
谷中霊園のそばの静かな住宅地、2方向の旗竿地という珍しい地型で決して広くはないその土地にどんな建物が建ったのか楽しみだった。
谷中という土地は寺が数多く点在し緑深くありながら谷中銀座など下町の親しみやすい雰囲気がいい。上野公園も歩いてすぐという贅沢な土地だ。
20年程前、その当時つとめていた会社の沿線という事もあり根津に住もうとした事があったが、あまりの家賃の高さに断念した事もあり僕にとっては憧れの土地だ。
最近は「谷根千」なんてちょっと観光ムードも漂うが、そんな流行があろうがなかろうが昔から変わらずその町の情緒を維持している。
僕よりは10も若いそのご夫婦は土地探しのころからとても情熱的に建築という出来事に取り組んでいたように思う。特にご主人のSさんは自分の求めている住まいに明確なビジョンがあり、その為にはこの「o+h」というユニットの感性と知恵が必要だと、彼女らにラブコールを送った。
仕上げ材や家具などプロ顔負けの確認作業をこなし、この建物のフィニッシュ作業に大きく貢献しているのだと思う。
本当に頭が下がるし「お疲れさまでした!」と言いたい。
さて、一歩中に入るとその外観の印象からはちょっと違った印象を受ける・・・と感想を言いたいところだがここは実際に映像ででも見ていただいたほうがよいでしょう。
センターコアにからむ二十螺旋の階段が広さという価値観を覆い尽くす魅力ある風景を作りだしています!
やっぱり建築って楽しいっ!
kamo
LED電球
ショップの中に意匠照明としてよくペンダント照明を使います。
そのほとんどの電球がいわゆる「はだか電球」で皆さんご存知の通り昔ながらのフィラメントを発光させて明るくする電球です。
電球自体のその可愛らしい形もさることながら、その光の暖かさや作り出す影など、魅力的な事がたくさんあります。
しかしながら店舗設計の現場では昨今の省エネルギー化の流れによって、天井付けのベース照明のみならずこういった意匠照明の光源もLED化が避けられなくなってきています。
個人的には大変残念な気持ちもありつつ、はだか電球自体の生産はなくなってきますからいつかは変えていかなければいけないと思っている訳なんですが・・・
家庭の中にもこの「はだか電球」の照明器具はまだまだ数多く使われており、その昔の省エネブームではそのソケットにそのまま使える蛍光灯(ナショナルのパルックボールなど)が爆発ヒットしましたね(個人的には嫌いな電球ですが)。その次の需要を狙ったメーカー各社が日進月歩の勢いでLED電球を開発をしていますから、発売当初よりは随分と価格もおちてきており買いやすくなってきており消費者としては良い傾向だと思っています。
さて、そこで一般家庭でも使用頻度の高いE17ソケットの各メーカーから出ているLED電球を数種類比べてみて、自分なりの評価です。
1.TOSHIBA製 LDA5L-E17/C クリヤータイプ 全光束300lm 消費電力5.4W 電球色
形と大きさは良いと思いますが下半分が基盤に割かれプラベースが大きいのは残念
底辺にパワーチップが一つ配置され先端の特殊形状レンズにて光の拡散と制御をしています。
クリプトン球の意匠にはほど遠く使用する環境は光源自体が見えない器具での使用など限定されると思います。
2.MITSUBISHI/OSRAM製 LDA2L-G-E17 全光束125lm 消費電力2.3W 電球色3000K
形も大きさもびっくりするくらいNG しかもチップの配列も光源の見え方もあり得ないくらいNGです。
ここまでくると開発のコンセプト自体を疑ってしまいます。誰がつかうのでしょう??
3.YAZAWA製 LDA1L-G35-E17 消費電力1.7W 電球色相当
形と見た目の印象は素晴らしいです。ただやはり暗いので機能的な照度を求める場合は向かないでしょう。
チップの配列はフィラメントの見え方と異なりますが、意匠照明としては耐えうる見え方をすると思います。
4.USHIOライティング製 ULEF100V-0.6W25/G5E17
もうこれは涙がでます。涙がでるほど開発コンセプトが伝わってきます。V字に何層も曲げたチップでフィラメントの印象を伝えたかったんだな・・・と。が、しかしいかんせん暗すぎる。チップのパワーが弱すぎて形にこだわりすぎてフィラメント感がまったく欠けています。フィラメント5Wくらいの印象でしょうか。今や存在してない電球ですね、残念!
5.PHOENIX製 LDA5L-H-E17/D/3/C250 クリア 全光束250lm 消費電力4.6W
方式としては1と同じ考え方です。但し先端の特殊形状レンズが円錐形をしており1よりは明るさ感とフィラメント感は感じさせてくれます。しかし1同様使用する環境は光源自体が見えない器具での使用など限定されると思います。
6.Beat-Sonic製 LDB2 全光束220lm 消費電力4.3W 電球色2900K
あまり聞き慣れないメーカーですが、車用品などの電気関連用品を開発しているメーカーで検索でかかったので一応サンプル比較。形や大きさは申し分ありません。しかもなんと基盤部のデザイン処理も気が利いています。さらには光の見え方も6タイプ の中では一番良いです。方式は1&5と同じでパワーチップ1コを特殊形状レンズで制御するタイプです。
いや〜あなどれませんね。こうゆう企業の開発力は。
番外(写真2) Panasonic製 LDA4L/C クリア球 全光束210lm 消費電力4.4W 電球色 E26
もーこれは脱帽です。そのフォルムといい外殻のガラスのクオリティーといいフィラメント感といいその全てが
脱帽ものです。開発コンセプトもその後の製品化にかける意気込みも全てに魂を感じます。
少々明るさ感が足りない感もありますが、ここまで表現できれば許せちゃいます。
家の中でも使いたくなりますねコレは。PanasonicさんはやくE17出してください〜!!
今回、点灯した状態での写真を・・と思ったのですがうまく表現できずにこの状態での写真掲載となりました。スイマセン
kamo
カヤックツーリング
数ヶ月ぶりにカヤックを出しました。
地元の友人家族と近くの「おが島」まで行ってみよう!という事になり運任せのスケジュールも大当たりで曇り&風なしベタ凪の絶好のカヤック日和となりました。
我が家は「水怖い」私のチョイスで絶対に沈まないシットオンカヤックで2.5人乗り重量級チョー遅い艇。
友人夫婦(子供付き)はFRP製リジット艇でまさにスプリント級の早さでチョー早い艇。
漕げども漕げども追いつけず、秋谷海岸〜長者が崎経由〜おが島〜秋谷海岸のコース中 約2時間漕ぎ腕がパンパンになりました。
おが島は長者が崎から沖へ100mほどの岩の小さな島ですが、びっくりするほど澄んだ水で別世界です。◯◯もたくさん落ちてたので少し拾ってきました(獲ってないです)。 たまに来たい場所です。
ん〜しかし、 リジット艇はやはりシットオンとは全く違う爽快さがありますね。・・・・欲しくなりました。
kamo
原っぱ
自宅近くの長坂という場所に通称「原っぱ」があります。
ここは南葉山霊園の隣接地で私有地なので許可をもらわなければ入れない原っぱなのですが、この日は子供たちのコミュニティー「秋谷っこ」で許可を頂き入らせていただきました。
元はゴルフコースだったとの事、広大な敷地に低い草花が生い茂り、ところどころ芝も残りとても居心地のよい原っぱなんです。子供達はこの自然の中で子供達自身がそれぞれの遊びを見つけ楽しそうに1日を過ごします。
そんな子供達を見ている大人が幸せになれる原っぱです。
kamo
『辰巳琢郎の家物語』
個人的にFACEBOOKをはじめてからというもの、すっかり更新が滞ってしまっています。
ただでさえ少なかった更新が今では「生きてますかぁ〜!」な状態になっており反省しております。
そんな中、またもや宣伝のような内容で恐縮ですが・・・
『辰巳琢郎の家物語』
BS朝日 5/5(土)17:00〜17:30 放送 (5/19再放送)
ここ秋谷ハウス が放映されます。
お時間のある方はご覧ください。
3月中旬に2日間にわたり撮影したのですが、当然テレビの取材は初めて(NHKニュースあった?)の事で撮影時の極度の緊張と家の中に常に人がいる緊張でそれはそれは家族皆もうヘトヘトになりました。
それにも増して喋りが苦手な私は辰巳さんのアドリブ的問いかけに、ただただ義務的に全くつまらない返答しかできず、かといってプロっぽい事言ってるかっていうとそんな事も無く・・・ただただおもろくない素人
FBではぼやきましたが、も一回撮らせて〜 次はもうちょっと気の利いた事言うからぁ〜っ!てな気分です。
さてさて、どんな編集でどんな内容になってる事やら!?
kamo
CREA Due Home
雑誌 CREA 昨年の6月号に掲載していただいた内容が
この度、CREA MOOK版として
「CREA Due Home」という一冊になりました!
秋谷ハウス…またまた表紙で登場です。
思い出せば、この時の取材は震災直後でした。
あれからもうすぐ一年。
私にとって、とっても早くて、とっても遅くて、時間の感覚が不思議な一年でした。
みなさんはどんな一年でしたか? 明日の3.11はどんな風に過ごしますか?
CREAさん、掲載ありがとうございます!
koba
『素住ーSUSUー』
『素住ーSUSUー』2012 No12(1/20本日発売)にAKIYA HOUSE
を掲載していただきました。
昨年末ののバタバタ取材でしたが、さすがプロの写真&編集!
気持ちいい雰囲気を充分に表現していただけました。
リノベーションでスマートに暮らす「シンプルライフでいこう!」
表紙&6頁掲載
kamo
満車
都内での打合せや現場へは車を使います。
目的地ではコインパーキングを利用しているのですが、ここ半年くらいなんだか状況が変わってきました。
以前は駐車する事に苦労した事はありませんでしたが今やどこも満車状態。空車を探す為に目的地から段々と離れていき15分くらい歩く事もあります。そのうち「そのパーキングからタクシーで」なんて馬鹿らしい事になるかもしれませんね。満車の原因はほぼ工事車輛(職人さんのハイエースとかね)なんですが、そういえば首都高速の環状線に乗れば一昔前に比べ随分とクレーンも建っていますね。街中の工事現場もちらほら増えてきたという事でしょう。昔のような急な虚像の成長は頂けませんが緩やかな経済の成長は必要だと思います。止まっていたモノが少しづつ動き出したような気がします。そんな勘のようなものが自分の仕事や実際の生活に実感できてくるのはまだまだ先の事でしょうが・・・ポジティヴにいきましょう!
kamo
STRADA EST / AOYAMA
STRADA EST / AOYAMA オープンしました。
ミラノ発信ブランド『TATRAS』をメインに『SOLIDO』『Lat40.8』などイタリア発信のブランドを数多く展開しています。TATRASは某DUVEに並ぶ高品質なダウンブランドとして近年急進中のブランドです。
骨董通り「Sempre」向かいから少し入ったところにあります。ダウンに興味のある方は是非!!
kamo